オーストラリア郵便局、一部地域で電子商取引の小包受取サービスを停止

オーストラリア郵便公社は、COVID-19の感染拡大が悪化していることから、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、オーストラリア首都特別地域における電子商取引向け小包受付サービスを停止した。

オーストラリア郵便公社は、現在500人の職員が必要な自己隔離措置を取っており、すでに逼迫している物流ネットワークにさらなる圧力がかかっていると述べた。記録的な需要の緩和を図るため、同社は9月4日（土）から9月7日（火）まで電子商取引の荷物受取サービスを停止することを決定した。

オーストラリア郵便は「ご不便をおかけして誠に申し訳ございません。荷物の処理は中断せず、週末も引き続き荷物の配達を行います」と述べた。

オーストラリア郵政公社のゲーリー・スター執行総支配人は、父の日前に商品を注文した顧客は週末までに荷物を受け取る「可能性が高い」が、配達サービスに遅れが生じていることは明らかだと述べたとオーストラリア放送協会が報じた。

スター氏は、オーストラリア郵政公社にとってこれは前例のない時期だと述べた。荷物の処理と配達は継続し、来週には集荷サービスを再開する予定だ。同社は顧客からの注文を受け、来週に向けて準備することができるようになる。

スター氏はまた、顧客や取引先には不便をかけることになるが、物流サービスの大半は継続しているため、業務停止に対する補償は行わないと述べた。 「当社は物流サービスを停止したわけではなく、電子商取引の顧客向けの荷物受取業務を一時停止しただけだ」

オーストラリア郵便局が今年の収益報告書を公開したと報じられている。財務報告によると、オーストラリア郵便公社の2021年度の収益は82億7,000万豪ドルで、10.3%増加した。税引前利益は1億70万豪ドルで、87.7%増加した。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響下での電子商取引の継続的な成長と小包事業の強い需要により、同社の総収益は押し上げられたが、これは間違いなくオーストラリア郵便に前例のない物流圧力をもたらした。この短い調整の後、国民により良いサービスを提供できるようになることが期待されます。

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