韓国のGDPが世界トップ10に返り咲く！失業率は21年ぶりの高水準に上昇

経済協力開発機構（OECD）がこのほど発表した失業統計によると、韓国の1月の失業率は5.4％となり、 21年ぶりの高水準となった。

韓国の失業率は1月に前月比0.9ポイント上昇し、 1999年10月以来の高水準となった。しかし、OECD加盟国の平均失業率6.8%よりはまだ低い。

OECD諸国の平均失業率は前月と変わらなかった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、平均失業率は昨年４月に８．８％まで上昇したが、その後は徐々に改善している。米国では昨年4月に14.8％に達したが、今年1月には6.3％に低下した。

韓国の失業率はOECD加盟27カ国中18位と比較的低い。しかし、年齢層別に見ると、韓国の若者（15～24歳）の失業率は加盟25カ国中15位で、米国（11.2％）よりも高く、韓国の新規採用大学卒業生の年間給与は今年2％以上減少している。

男女別では、男性が4.9％、女性が6.1％となり、男女格差は1.2ポイントとなり、OECD平均（0.4ポイント）を大きく上回った。

一方、 OECDが発表した最新データによると、韓国の昨年の国内総生産（GDP）は1兆6240億ドルに達し、世界第9位になると予測されている。

韓国に続いてカナダ（ 1兆6,200億ドル）、ロシア（1兆4,300億ドル）、ブラジル（1兆3,940億ドル）、オーストラリア（1兆3,330億ドル）となっている。

韓国の経済は2018年に世界第10位だったが、2019年には12位に落ちた。韓国は新型コロナウイルスの感染拡大に積極的に対応し、経済への影響を効果的に軽減したことにより、 1年ぶりに世界トップ10の経済大国に返り咲いた。実際、韓国の昨年の経済成長率は主要20カ国（G20）の中で第3位だった。

韓国

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