アマゾンの倉庫3か所で立て続けに火災が発生し、作業停止や抗議活動が発生！

建国記念日の休暇中に、米国のアマゾンの倉庫3か所で火災が発生し、倉庫業務が停止され、従業員は職場復帰を拒否し、停職処分となった。

海外メディアの報道によると、 10月3日、ニューヨーク州スタテン島にあるアマゾンのJFK8倉庫で火災が発生し、倉庫業務が中断した。火災当日、日勤労働者は給料をもらって帰宅させられたが、夜勤労働者は管理者が状況を把握するまで休憩所で待機するよう指示された。このうち、夜勤の倉庫労働者約100人は、倉庫内の煙の臭いや呼吸困難などを理由に、工場本部で座り込み抗議を行い、数時間にわたって労働を拒否した。労働者たちは給料をもらって帰宅することを要求した。

2日後、アマゾンの広報担当ポール・フラニンゲン氏は声明で、火災が発生したことを認め、約50人の従業員が停職処分になったと述べた。このうち10人は行動を主導する労働組合のリーダーであり、40人は職場復帰を拒否した倉庫労働者だった。

アマゾンはまた、倉庫の従業員全員が安全に避難したと発表した。ニューヨーク消防局が倉庫の安全を確認した後、アマゾンは夜勤従業員全員に定期的に勤務に出勤することを義務付けた。フラニンゲン氏は、従業員の大多数が職場に出勤したものの、少数の従業員が職場に戻ることを拒否し、許可なく建物内に留まったと述べた。

同じ夜（ 10月3日）、アラバマ州にあるアマゾンのHSV1倉庫でも火災が発生した。この倉庫での火災は過去2週間で2度目であり、同じ場所で発生したと報じられている。従業員の報告によると、前回の火災後、倉庫は1週間近く閉鎖された後に再開されたが、内部にはまだ煙の臭いが残っており、倉庫の半分は立ち入り禁止区域になっていたという。

さらに、 10月5日の夕方、ニューヨーク州アルバニー郊外にある別のアマゾン倉庫ALB1で午後10時50分頃に火災が発生した。ショダック警察署によると、騒ぎは真夜中過ぎまで続いた。ヴラニンゲン氏は、この事故は「小さな火災」であり、万全を期すため夜勤の従業員は給料を支払って帰宅させ、翌日の日勤はキャンセルされ、日勤の従業員には給料が支払われたと述べた。

JFK8倉庫はアマゾンの唯一の組合倉庫であると報告されている。偶然にも、10月5日の夕方、ニューヨーク州アルバニー郊外のALB1倉庫の労働者は、アマゾンの労働組合に加入する2人目のアマゾン従業員になるかどうかを数日後に投票する予定だ。

アマゾン

倉庫が火事に