スポーツ・アウトドアウェアが人気で、出品者間の競争も激しい！

NPDグループによれば、今年上半期のアクティブウェアとアウトドアアパレルの売上はそれぞれ50%と45%増加した。

NPDグループの副社長兼スポーツ業界上級顧問であるパウエル氏は、スポーツウェアやアウトドアウェアが、健康的なライフスタイルと社会的距離を保つという消費者の意識の変化と一致していたため、パンデミック中に多くの消費者を魅了したと述べた。

「ハイキング、ランニング、サイクリング、ゴルフ、テニスはすべて、一般消費者が社会的距離を保ちながら安全に行うことができるアクティビティです」とパウエル氏は述べた。

パンデミックの期間中、ますます多くのブランドや小売業者がスポーツレジャーやアウトドア衣料への投資を増やしています。パウエル氏は、今年は両分野の売上が伸びたが、ブランド競争も激化したと考えている。「売り手の競争はかつてないほど激しくなり、消費者の関心も高まっている」とパウエル氏は語った。

小売アナリストのジェシカ・ラミレス氏は、アクティブウェアのカテゴリーが他のアパレルにますます浸透していく可能性があると見ている。もう一つの重要な傾向は、スポーツウェアとアウトドアウェアの境界が曖昧になっていることです。

先週、スポーツ・レジャーブランドのAthletaがカナダで電子商取引サイトを立ち上げた。その後、同ブランドはアウトドアブランドのREIとの提携を拡大し、より多くのREI店舗で自社製品を販売すると発表した。

さらに、スポーツシューズブランドのホカオネオネは、アウトドアブランドのコトパクシとコラボレーションして、今年オフロードをテーマにした2つの製品を開発し、スポーツ・レジャーブランドのアウトドアボイスは、6月にキャンプをテーマにした製品ラインを発売しました。

同時に、アウトドア用の衣服は以前ほど「醜い」ものではなくなり、今では「ストリートウェアの相棒」として機能できるようになったとラミレス氏は述べた。実際、ダナーは現在、ハイキングブーツをディックスやファーフェッチで販売しており、一方アウトドアブランドのノースフェイスは近年、グッチ、ドーバーストリートマーケット、シュプリームなど、数多くの大手ファッションブランドとコラボレーションしている。