オンライン販売が54%を占めています！米国のノードストローム、新規顧客180万人増加

アメリカの高級ファッション小売業者ノードストロームは、パンデミックの影響で、昨年11月から今年1月までの第4四半期の純売上高が20 ％減少したが、オンラインでの販売実績は目覚ましいものだった。

シアトルを拠点とする同社は火曜日、第4四半期の純収益が36億4000万ドルで、2019年度の同時期と比べて8億9300万ドル減少したと発表した。

同社の年間業績で明るい点は、電子商取引の売上高が前年同期比24％増加し、総売上高の半分以上の54％を占めたことだ。前年同期はわずか35 ％だった。さらに、この期間に最もパフォーマンスが良かったカテゴリーには、家庭、アクティビティ、美容などがありました。

ノードストロームの最高財務責任者アン・ブラマン氏は次のように述べた。「商品の観点から見ると、家庭用品とアウトドア用品の両方で2桁の売上増を達成し、美容製品、子供用製品、デザイナーハンドバッグ、靴でも好調な結果を達成しました。」

同社は、2021年に店舗が営業を続けると仮定した場合、収益が25％以上増加すると予想しており、デジタル収益が引き続き総売上高の50％以上を占めると予想していると述べた。これは、パンデミックが過ぎ去った後でも、消費者の買い物パターンが長期的に変化する可能性があることを示唆しています。

2020年12月、ノードストロームはアクティブマイクロサイトを立ち上げました。そこでは、顧客がアクティビティやカテゴリー別にアクティブブランドを検索し、フィットネスやウェルネスに関するアドバイス、専門家の推奨事項、製品、パフォーマンスガイドを入手できます。このマイクロサイトは、2021 年のアクティブスペースにおける成長戦略の第一歩です。

「第4四半期にオンラインで180万人の新規顧客を獲得した。これは昨年比40％の増加だ」とCEOのエリック・ノードストローム氏は語った。

当四半期中、同社はノードストロームとノードストロームラックの機能を拡張することに成功しました。エリック・ノードストロームは次のように述べた。「当社は長期成長戦略を実行することで、これまで以上に顧客との距離を縮め、デジタルファーストのプラットフォームの潜在能力を最大限に引き出し、市場シェアを獲得し、収益性の高い成長を推進できると確信しています。」